トイレを気にせず外出しませんか

 

頻尿(ひんにょう)って? 鍼やお灸でやわらげられるの?

トイレが近くて困る「頻尿(ひんにょう)」
お仕事中やお出かけのとき、何度もトイレに行きたくなってしまうと、すごく気になりますよね。
実はこの「頻尿」、お薬だけでなく、鍼(はり)やお灸(きゅう)でも楽になるかもしれないってご存じでしたか?

最近では、世界中の研究者たちが、鍼やお灸がどれだけ効果があるのかを調べています。
今回は、そんな研究の結果と、鍼灸(しんきゅう)がどう役立つのかを、わかりやすく紹介します。


鍼灸ってどんなことをするの?

鍼灸は、体の決まった場所(いわゆるツボ)に細い鍼を刺したり、そこをお灸で温めたりします。そうすることで、体のバランスを整えたり、症状をやわらげたりする療法です。
痛みはほとんどありません。

頻尿に対する鍼灸の施術(せじゅつ)では、主にお腹や腰、足のツボなどに鍼やお灸をします。
週に1回のペースで4週間以上続けると、少しずつ効果が出てくると言われています。

研究でわかった鍼灸の力

いくつかの海外の研究では、鍼灸治療を受けた人たちの中に、トイレの回数が減ったり、夜中に起きる回数が減ったりした人が多くいました。薬と同じくらいの効果があることもあったそうです。

どうして鍼灸が効くのかというと、鍼やお灸が、神経や筋肉の活動をサポートしてくれるからだと考えられています。
すると、膀胱(ぼうこう:おしっこをためるところ)の働きが良くなり、必要以上にトイレに行かなくても大丈夫になります。

最後に

「最近トイレが近くて困ってる」「夜中に何度も目がさめてつらい」
そんなとき、薬だけではなくて、鍼やお灸も1つの選択肢になります。

興味がある方は、お気軽に当院までお問い合わせください。
あなたの毎日が、もっと快適になるきっかけとなれば幸いです。

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【参考文献】
・「過活動性膀胱に対する鍼治療の有用性に関する検討」
・「Acupuncture for Women with Overactive Bladder: Perspective of Traditional Chinese Medicine and Related Mechanism」

2025年04月13日